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- 若者の音楽離れって?
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2012.06.23 Saturday若者の車離れ(キリッ、なんてのは
「今まで車を持っていた若者が続々手放すようになった」訳ではなくて
生まれてこの方車に興味を持ったことがない世代がそのまま大人になっただけで、
彼らにとっては産まれてこのかた近づいてもいねえよって言い分ですが、
音楽は若者から本当に離れた、音楽を聞かなくなったと実感しますね。
かつては聞いていた人たち(自分も含めて)は
どうして音楽を追わなくなったのでしょうか。
流行から定番へ! 2007年カラオケ事情を振り返る
http://www.barks.jp/news/?id=1000036296
昔はカラオケランキングとオリコンランキングが比較的連動していて、
今売れてる曲を歌うのが当たり前だった経験があります。
いつからか、カラオケ上位は流行ではなくて定番曲ばかりになったんだろう?
調べたら2007年頃からの現象らしいですね。
みんなが知っている曲=流行歌
としてカラオケランキングで上位を占めていたのが
みんなが知っている曲=定番の曲、となって
残酷な天使のテーゼ、世界に一つだけの花、ハナミズキ、など
誰もが知っている曲が何年も上位に居続けることになって
流行歌を追い続けるという若者のスタイルが終了していった、
そういう流れなのかもしれません。
音楽を以前ほど楽しめなくなったとも言えるし、
強迫的に音楽を追う必要もなくなったとも言える。
アニソンでもボーカロイドでも聞きたいものを聞けばよくて
それでバカにされないってのは個人的には嬉しい時代ですね。
CD売上の落ち込みも、カラオケランキングの固定化も
こういう数字の落ち込みはわかりやすく直線で現れるものではなくて
ある日いきなり底が抜けてしまうんですよ。
CDが売れなくなったのはCDが売れなくなる数年前から、
カラオケが固定化したのはそうなる数年前から
じわじわ離れ出す若者に気づくことのできなかった業界自体の問題でしょう。
著作権法改正で10月から規制強化
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO42853920R20C12A6000000/
なんか、違法ダウンロードが違法になるっぽいですね。
CD業界は売上が戻ると期待しているようですけど、売上は戻らないでしょう。
今回の施行では上方にも下方にも誤差レベルしか動かないです。
が、法改正は個人的には賛成です。
モラルの問題として、違法状態を放置し続ける訳にはいかないし
日本のモラルが中国韓国みたいになっちゃうと
音楽以外にもコンテンツ業界が成立しなくなってしまいます。
Youtubeやニコニコを見ただけで逮捕!?
みたいな見解もマユツバながら囁かれてますが、
あるとしても施行前にYoutubeなどから正式なコメントがあるはずなんで
不安な人は公式の案内をチェックしとくといいんじゃないでしょうか。
- アイドルユニット「イキグサレ」がいまアツい
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2011.09.17 Saturday
ピザ男のiTunesの再生回数TOPです。
元々ピザ男ははまるととことんなタイプですが、
大塚愛聞きすぎだろ。
そんな私がビビっときて、
iPhoneでヘビロテしてる歌手がいます。
ポスト大塚愛としておすすめの彼女を紹介します。
拾ったCDに入ってた動画
イキグサレというバーチャル系アイドルユニットです。
某ランキング経由で知って
すっかり中毒になってます。
伴奏のラインとか転調とかがとにかくツボ!
1日目「うは、人類には早すぎるwwww」
2日目「なんか、意外と聴ける曲なのなww」
3日目「HPで色々配信されてるんだー」
4日目「1号たん!1号たん!!」
すがすがしくポップな曲調で、
その割にダークな歌詞で、
昭和と平成の狭間くらいのポップスで
どことなくヤプーズ的なアイドル観です。
そのへんがツボな方はちょっと聞いてみてくださいまし。
あと、宣伝盤とイキグサレ4が手に入る場所を
どなたか知ってたら教えて下さい。
イキグサレ公式(mp3もあり)
イキグサレ動画
- CD業界がなんかすっごい
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2010.12.21 TuesdayAKB48と嵐が独占 CD年間売り上げトップ10
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201012200167.html
オリコンは19日、CDなど音楽ソフトの年間売り上げランキングを発表し、シングルのトップ10を「AKB48」と「嵐」が独占した。同社のランキング発表開始以来、初めてトップ10を2組が独占した。
年間トップ10が嵐とAKBだけでチョーウケルーw
枚数的には近年になく売れているんだけども
なんだろうこの違和感。
売れないよりはマシ、なのか?
ネットの進化などで、CD以外のライバルが増えましたよね。
ネットラジオだけじゃない、
AccuRadioみたいに音楽放送専門もたくさんあるし
大体の曲はYoutubeで検索するとPVが無料で見つかっちゃう。
かたやアマの人が作った曲がミクさん経由でブレイクしたり
有料配信やカラオケチャートなどでも存在感を見せています。
オリコンやトレンディドラマが音楽の流行を先導していた時代から
いろいろな垣根がボッコボコに壊されてると痛感します。
そんな中でアルバム3000円とか、
相場読めよっていうレベルじゃなくて
そもそもお金を取るだけの付加価値がCDからなくなりつつあるような。
AKBみたいにコレクターアイテムとしてしか意味を成さないような
そういう段階に来ているのかもしれません。
我々は、3,000円出すまでもなく多様な音楽にアプローチできる
いい時代になったんですけど
業界が縮小してしまうと、才能の発掘が軽視されちゃうのが心配です。
器用な人はネットなどからどんどんアピールできるんですけど
川本真琴やCoccoみたいな問題児は
オフラインじゃないとやはり見つけられないだろうし、
実際最近の歌手はお利口なのが多すぎる気がします。
斜陽だと無難に売れる歌手を探しがちですが、
こういう時こそ中長期を見据えてきちんとした才能を
育てていってほしいもんです。