Google、3月1日に予定通りプライバシーポリシーを更新
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1203/02/news033.html
3月1日からGoogleの利用規約が変わったそうです。【公式】
http://www.google.com/intl/ja/policies/terms/
でも、難しい言い回しが多くてよくわからんです。
Googleの中の人から噛み砕いた説明があります。【公式ブログ】
http://googlejapan.blogspot.com/2012/03/google.html
なんか今回誤解されがちなのですが、
この変更によって新たに収集される個人情報はないとのこと。
氏名、メール アドレス、電話番号、クレジットカード
電話のログ情報、ローカル ストレージ
なんかはやすやすとは預けたくない情報ですけど
Androidを使っていればすでに規約に同意している扱いだったりするんですね。
60以上あるポリシーをまとめたから、扱いうる個人情報の幅も大きくなって
その部分がセンセーショナルに伝わってる感が強いですね。
「Googleにアクセスするだけで個人情報盗まれるの?」的な誤解もあるっぽい。
収集される個人情報自体は変わらないらしいです。
ではなにが変わるのか。
収集された情報の横断的使用がかなりやりやすくなったみたいです。
GoogleのAというサービスで収集した情報を元に、GoogleのBというサービスでパーソライズに使われるという行為ですね。
公式ブログによると今回から検索履歴とYoutubeで情報を共有するらしい。
Google検索でオリーブオイルを検索しまくるとYoutubeのオススメ動画に速水もこみちばっかり表示されるとかか。
横断的使用は「お断りします」という宣言はできたほうがいいね。
共有したい分野もしたくない分野もやっぱりあるもんね。
個人情報を預けるのが嫌なら設定画面から消去すればいいじゃない。
横断的に使われたくなければログインしなければいいじゃない。
ってのは丁寧な対応とは言えません罠。
まとめ
・取られる情報自体は変わらないよ
・横断使用は今までもやってたけど今度も続けるよ
・嫌ならアカウント消してね
個人的には、まあ使い続けるだろうなあ。
ポリシー的な不安もあるけど、いかんせんGoogleに囲い込まれすぎてる。
逆に考えれば、世界中の当局がこの規約変更に注視してるんだからそこで怪しい動きを見せればすぐに白日の下になる、とも言える。
人の目をかいくぐり放題な、そこらのマイナーサービスに個人情報を預けるよりはマシな気がするんだなあ。
これに対するアンチテーゼで広告0の完全有料検索サイトとかないのかな。
まったく逆のベクトルの選択肢が1つくらいあってもよさそうだよね。