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一年目の3.11
 タツマイリ村の人々は  
 これまで・・・  
 悲しみというものを  
 知らずにいたのかもしれない。  
 晴れた日にも 曇った日にも  
 笑顔であいさつを かわしていた。  
 森のなかの いきものは  
 みんな仲がよかった。  
 強いものは 弱いものを助け  
 足りないものは 分け合いながら  
 生きてきたのだった。  

 しかし  
 いまでは  
 悲しみのすべてを  
 知らされているようだった。  

糸井重里さんの言い回しってなんか好きなんですよね。
マザー3は特に好き。

悲しい出来事も瓦礫の山も簡単には片付きません。
立て直すには1年という時間は短すぎて、まだ何のどこに区切りをつけるの?
という状態ですが、せめて思いを馳せる一日でありましょう。
author:ピザ男, category:身の回り, 12:57
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