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若者の消費離れ
なんてのがNHKでやってたりして。
ピザ男の考える理由は3つ。

1つめ、まあ景気悪いしね。
そこそこの企業の正社員でも先行き不安なのに
それ未満の人たちが楽観的にお金を使えるとも思えないし。

住宅なんかのでかい買い物は終身雇用、定期昇給がないときつい
先人たちもインフレしか知らない人間がローンくんじゃって
40〜50代ではしご外されて大変なことになっているし、
デフレの恐れがあるのにローンくんでまでして
買ったときの価値がどれだけ残存するか。

2つめ、IT社会の負の面
ITの世界は日進月歩。
無料で音楽PV見たり、テレビ電話したり、自前で番組まで放送できる。
お金もあまりかからないし新サービスもどんどん出てくる。
リアルではそんなにイノベーションがない。
オーディオだって数年程度じゃ進化は皆無だし、
時速100キロ出るスノーボードが出てくるわけでもない。
若者は刺激を求めるっていう側面は変わらないと思うけど
進歩も乏しくお金がかかりがちなリアルの趣味に
疎遠になるのもしょうがないかと思います。
実態を持たないITが特別変化に強いだけで
それに慣れちゃってリアルが退屈になるのは現代病かもしれません。

3つめ、仲間意識の変化
マイナーな趣味は日陰に追いやられた時期が続きました。
リア充であるにはスノボやらカラオケやら海外旅行やら
履歴書に書けるような趣味っていうのが必要だったものです。
でも、ネットの普及でマイノリティもネット上なら仲間がいる。
必要以上に他人の中に群れる必要もない。
グループ内で序列をつけたりアバンチュールを期待する率も当然減ってくる。
ブランドものを身につけるよりマイミクが多い方が評価される。
お金で誇示する時代、お金だけで誇示できる時代が徐々に終わりつつあるのでは。

バブルの頃に比べて近頃の若者は・・・みたいな論調だったけど
消費を誇示しない、質のいいものを長く使う、実にいいじゃない。
ブランドだって本来は歴史に裏打ちされた質の良さを買うべきであって
そういう意味では真にブランドが必要とされる時代なのかもしれない。
地に足つけた売り方が必要になってくるんじゃないかな。
author:ピザ男, category:ニュース, 21:47
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