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hulu視聴日記 ホワイトファング
ホワイトファング」91年公開

ジャックは父の遺言をたよりに金を掘ろうとアラスカへ向かう。
旅の途中出会った狼のホワイトファングとジャックが織りなす青春の成長記。

冒険活劇かと思ってみたら
わんわんおを愛でる映画だったでござる。

90年頃ってタスマニア物語とかREXとか
動物にフィーチャリングした映画がはやってたじゃないですか
海外ではあるけど、ちょうどそのころのムーブメントに乗った感じの作品です。
このころの物語って起承転結もどっしりしてて
すごく分かりやすくて、見た後の余韻もとてもすがすがしい。
「となりのトトロ」とか「ドラえもん日本誕生」あたりのカテゴリに自分的には入れたい感じ。

わんわんおがかわいいのと
アラスカの風景がきれいなのと
動物の撮影がリアルだったのがすごい。
まだCGとかで作る時代じゃないだろうに
あれだけの画をどうやってとったんだろうと感心します。

オサーンが「映画を見るぞ」と意気込むと
こういうジャンルがおざなりになったりしますが、
冒険活劇の期待を裏切られたのが
いい意味で気づかされた気がします。

7/10
無難of無難、たまにはこういうのも
author:ピザ男, category:-, 00:32
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hulu視聴日記 再会の街で
再会の街で」原題「Reign Over Me」

歯科医アランはふと街で旧友のチャーリーと再会する。
しかしチャーリーはアランのことを覚えていない。
チャーリーは9.11で家族を失ったショックにより、
周りから心を閉ざしてしまっていた。

家族を失ったショックで記憶をフリーズドライしてしまって
なおさらその瞬間の記憶が生々しく残り続ける、
それを必死に聞き出そうとするセラピストも含めて
傷口に触れられると感情が暴発してしまうチャーリー。

アランとの出会いをきっかけにして、チャーリーは
封じ込めた感情やぽっかり空いてしまった彼の人生と
徐々に戦う決意をする。

ていうお話です。

アランがめちゃめちゃいい奴でさ。
チャーリーに振り回されつつも
献身的に彼のことを気にかけてやって、
仕事も家族もまじめに向き合える
自分もこういうかっこいい男になりたいわ。

でも現実はチャーリーなんだよね(´・ω・`)
かごの中では元気でいられるけども
トラウマにとらわれて新しく踏み出せない、的な。

家族を失った悲哀についてはひどくチャーリーを苦しめていたけれど
彼は苦しみに囚われた空虚で虚無な生活を送っていたのか、
実はそうは思わなくてですね。

チャーリーのススメで、アランがクリニックのスタッフに感情的にキレてみて
それがオフィスの鬱屈とした空気を一掃するシーンが有るんだけど
アランでなくても多くの人が尻込みしてしまうようなビジネスの風潮が
チャーリーから見たら「ひどく心を閉ざした、かわいそうな生き方」に見えたりさ。

心のフェンスとか、価値観のボーダーとか
そのラインが社会の規範とすごくマッチした人間って
すべからく社会的に成功したり、リア充だったりすることが多くて、それはすごく羨ましいけど、
いびつなフェンスを持った人も世の中にはいっぱいいて
そこからみた今の社会の息苦しさが「普通の人々」を蝕んでいるのを
彼らは哀れんでいるのかもしれない。

自分と他人に距離があったとしても
自分がずれているか、他人がずれているか
そこを決めるこたあないんです。

決してキレイな人間(マル)にはなれないけれどね いびつに輝くよ

ていう浜崎あゆみの歌詞が脳内に印象深く残っていたりします。

10/10点
個人的にはほんとうにいい映画だったぜー!



author:ピザ男, category:身の回り, 00:25
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hulu試聴日記 レ・ミゼラブル
先日見た分もあげちゃう。
以後は不定期更新です。

レ・ミゼラブル」です。
今映画で公開してるのとは違うやつね。

原作が超大作だけにとにかく駆け足。

罪人からの更生、
貧困や差別、
親子の愛やすれ違い、
ピュアなラブストーリー

映画版でみられるテーマだけでもかなり山盛り。
原作では各キャラがもっともっと掘り下げられているそうなので
本好きな方はそちらも読破されると魅力がより伝わるかと思います。

市長として優秀でも、家庭では不器用だったり
理想を唱えながら、血を流す道を選んだり
良かれと思ってやってることでも、非情なまでに他者を傷つけたり
うまくいかない登場人物たちの誰かしらに重なるものを感じるんじゃないかと思います。

作品内では悪者ですけどジャベール警部が好きなキャラでした
最後にはルパンととっつぁんみたいな良きライバルになっててさ。
どっか男くさくていいわ。

ジャベール警部のラストシーンは
規律、秩序や正義の塊だった彼が、法に則った裁きをできない自分を裁いてしまうというシーンですが
法や規律で四角四面に人を縛り付ける王政の自壊を予兆しているようで個人的には印象深かったです。

2時間強という映画としてちょうどいい長さに収まってて、
少し駆け足ながらストーリーも綺麗にまとまってて、
見終わったあとの満足感はかなり高いですね。

8/10点てとこで
author:ピザ男, category:身の回り, 00:55
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